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鳴門教育大学へ学生の学びを可視化するスマホアプリ「セルデザ」を開発・提供



Arithmer株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長 兼 CEO 大田佳宏、以下「Arithmer」)は、国立大学法人鳴門教育大学(本部:徳島県鳴門市、学長:佐古秀一、以下「鳴門教育大学」)が進めるセルフデザイン型学修で不可欠となる、学生自身が現在地を把握し自身の成長や課題を認識するために役立つスマホアプリ「セルデザ」を開発・提供し、2025年4月から運用開始されましたことをお知らせいたします。


◆鳴門教育大学について

鳴門教育大学は1981年に、新構想の教育大学として開学された、全国トップレベルの教員就職率を誇る大学です。「よい教師を一人でも多く」育てるというミッションの下、教師を志望する学生や社会人及び現職教員のいずれについても、先進的かつ卓越した教師教育を開発実践しています。

同大学では、教員養成ならではのデジタル・トランスフォーメーション(DX)を強力に推進するため、2022年4月に「教員養成DX推進機構」を設立しています。


◆鳴門教育大学が目指していること

鳴門教育大学では、今後の学習観・指導観の転換を担う教師の在り方として、教師として主体的に学ぶ力を有し、子供の多様性や教育課題の複雑さに対応した教育実践を作り出していく教師「主体的に学び創造的に実践する教師」の養成を目指した教員養成改革に取り組んでいます。

全員が同じような教師になることを期待しているわけではなく、学生ひとり一人が教師としての特長を持っており、その特長を活かして教師として活躍することが子供にとって大切だと考えています。そのためには、自分の教師像を絶えず創り上げていくことが必要となります。

このため、鳴門教育大学では、基準適応型教育(大学が要求する能力の評価規準に学生の学修を合致させる教育)から、自己の成長課題に向けた主体的な学修「セルフデザイン型学修」への転換を図りました。

このセルフデザイン型学修のためには、学生自身が自分の現在地を把握し、自分の特長や成長課題を認識することが不可欠となります。


◆「セルデザ」について

「セルデザ」は、学生の学びを一元化するスマホアプリです。

「セルデザ」には、学生個人の成績などの定量データが自動的に反映されます。また、学習や実習、その他課外活動等を含む生活で気付いたことをテキスト情報としてメモを残すことができます。そして、これらのデータは、グラフやレーダーチャートとしてわかりやすく表示され、学生自身がいつでも自分の学修状況を確認できます。

さらに、「セルデザ」は、学生が日常的に使用できるよう、AIによるフィードバックを通じて、学生が変化に気付けるようにしました。成績などの定量データに加え、日々の気付きメモなどの定性データを基に、AIが分析してフィードバックを行います。


スマホアプリ「セルデザ」紹介動画:

(鳴門教育大学の許可を得て掲載しております)


◆Arithmerについて

「数学で社会課題を解決する」ことを使命に2016年に創業した東京大学大学院数理科学研究科発のスタートアップ企業。数学のコア要素技術をベースに開発した画像認識・自然言語処理・ビッグデータ解析など幅広い領域でのAIエンジンや独自のAIエージェント(https://www.arithmer.co.jp/ai-agent)を用いた各種ソリューションは多くの企業に採用され、社会課題解決に貢献しています。詳細はウェブサイトをご覧ください。https://www.arithmer.co.jp/



■本件に関するお問い合わせ先

Arithmer株式会社 広報担当

TEL:03-5579-6683

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