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55件の検索結果が見つかりました
- Arithmer × NEC様|本人確認OCR
本人確認書類OCRシステムは様々なプラットフォーム対応はもちろん、高速かつ確実な「本人確認」の実現をサポートします。Arithmer OCR手書き読み取り技術により、免許証裏面や在留許可証の住所変更にも対応しています。 日本電気株式会社様 × Arithmer NECとArithmerの協業で マイナンバー認証サービスの推進とeKYC課題の解決へ × マイナンバー認証の重要性がますます高まる中、NECとArithmerは協力して、マイナンバー認証サービスの推進とeKYCにおける課題解決に向けて取り組んでいます。 従来の課 題 従来の本人確認書類OCRは、撮影条件による制約や文字認識精度の低さから、導入後、期待していたほど人による確認作業の手間が減らないという不満がありました。 また、最近では個人情報の流出を防止する仕組みも求められています。 NECの顔照合技術とArithmerのOCR技術により、 窓口の煩雑な業務を大幅に軽減 利便性の向上が期待されるマイナンバーカードの使用に対し、行政機関におけるマイナンバーの制度活用と企業の制度対応に高い専門性を発揮するNECと協業し、AI・ICTなどの技術応用に力を注ぐ取り組みを進めました。 【ArithmerOCRの特長】 DeepLearningを活用した画像認識技術 ArithmerOCRは、DeepLearningを活用した高精度な画像認識技術を用いて照合番号B(14桁:券面に記載された生年月日6桁+有効期限西暦部分4桁+セキュリティコード4桁)を読み取り、入力ミスによるICカードロックを防止、窓口混雑の軽減に貢献します。 安全性の向上 一般的なOCRは、外部サーバーへ券面画像を送信して処理を行います。 ArithmerOCRでは、スマートフォン内で処理を完結するため、券面画像を外部へ送信することなく(※)個人情報を保護します。 【顔照合技術とDigital KYCの連携】 NECの顔照合技術とDigital KYCとの連携により、スマートフォン内で顔写真の対比を行い、前述同様に本人確認書類画像の外部送信を不要(※)とすることでセキュリティリスクを低減します。 ※認証後は確証としてサーバーに送る必要があります。 ArithmerOCR 技術紹介 【さまざまなプラットフォームに対応】 ArithmerOCRは、さまざまなプラットフォームで利用可能であり、高速かつ確実な「本人確認」をサポートします。 スマホライブラリーの例 撮影 Input 本人確認書類 運転免許証/マイナンバーカード 在留カード/パスポート 独自のモデル量子化技術により スマホ内で処理を完結 Output テキストデータ 名前:XXX 住所:YYY 番号:ZZZ データ 本人情報データ ベースクラウドor オンプレサーバ WebAPIの例 Input 画像入力 画像アップロード Output 結果表示 名前:XXX 住所:YYY 番号:ZZZ 結果出力 サービス提供会社 前処理 ArithmerOCR リクエスト 後処理 画像のOCR リクエスト OCR結果返却 大規模ネットワークによる推論 API ArithmerのAI OCRは特許を取得しています 特許6590355 手書きOCRの学習モデル生成装置 特許6804074 顧客先内部学習プログラム 特許6820578 活字文字列認識装置 特許6896260 レイアウト解析装置 特許7086361 帳票情報生成装置 以下は特許出願中です 特願2020-551133 帳票レイアウト解析装置 特願2021-575740 活字文字認識装置 特願2020-119790 文字列認識装置 特願2020-146682 全般技術 特願2020-181945 初期データ登録 プロジェクト一覧へ ソリューションのお問合せはこちら
- Arithmer | Privacy
Arithmer株式会社はプライバシーマークを取得しております。 Privacy プライバシーマーク Arithmer株式会社はプライバシーマークを取得しております。 証明書はこちら 事務所 Arithmer 株式会社 事業所 東京都文京区本郷一丁目24番1号 ONEST本郷スクエア3階 認証機関名 一般財団法人日本データ通信協会 認証登録番号 第21004668(03)号 有効期限日 2024年8月17日~2026年8月16日
- AI Agent column5 | Arithmer
AI Agent Column 5 2025.1.30 AI Agent導入の一例 これまでAI Agentの特徴やできることについて解説してきましたが、実際にそれを活用できるようになるまでのイメージがまだ付いていないという方もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は、ある会社様に物品輸送を最適化するシステムを導入した時の経験談を書きたいと思います。 その会社様は当時、ある部門が抱える大きな業務において属人的な作業が多く、効率化が求められていました。 その効率化が求められていた業務を簡単に説明すると以下のような流れです: ①集められた情報の精査(不備の確認など) ②条件に基づく交渉 ③複数の選択肢から 「最適な」サービスを選定 最初にこの課題について相談を受けた時点では、その会社様もArithmerも具体的にどのようなデータを入力し、どのような結果を出力するシステムが必要なのか、あるべき姿をまだ掴めていない状況でした。 そこで、まずはコンサルティング的なアプローチで、データの活用方法について先方と議論することからプロジェクトをスタートしました。過去のデータをお借りし、数理的な分析を行うことで、業務の中で暗黙知となっていた重要なポイントを明確化しました。このプロセスは、AIエージェントの文脈で言うと、RAGに必要なデータを選別し、効果的に活用するための基盤を整備する作業です。 次にシステム開発を進めるにあたり、対象とする機能の範囲を絞ることが重要となります。今回のケースでは、上記①〜③に対応する機能のスコープを次のように設定しました。 ①初期段階のデータ精査をシステムで自動化 ②交渉については自動化はせず、交渉のための材料を提供する機能を設ける ③最終的な意思決定は人が行うが、その支援のためにシステムが「レコメンド」をする ここで「レコメンド」とは、入力されたデータを総合的に分析し、その結果をもとに選択肢を比較することを指します。条件が理想的に揃っている場合(例えば、コストが低く、スピードが早く、安全性が高いなど)を最適な選択肢とし、それとは対極の条件を低評価とします。各選択肢には多くの数値データやテキストデータが含まれています。このため、複数の選択肢を分析・比較する際の情報量は非常に膨大になります。従ってこのプロジェクトの中核は、この膨大な情報をいかに効率的に処理し、適切な評価を行う仕組みを実現するかという点でした。 案件ごとにモデルを柔軟に構築・調整できることは、Arithmerの大きな強みです。今回のケースでは、出力されるレコメンドに説明可能性が求められたため、確率論的(Stochastic)なアプローチではなく、決定論的(Deterministic)なモデルを採用しました。これにより、各条件がバランスよく反映されるパラメータ設定を行い、実用性の高いシステムを提供することができました(もちろん、他の案件では確率論的手法や両者を組み合わせたハイブリッドアルゴリズムが有効となる場合もあります)。 現在、このシステムは会社様に継続的にご利用いただいており、大変嬉しい限りです。また、近年のAI技術の進歩により、当初は人が担っていた交渉業務の自動化も実現可能な段階に近づいています。私たちとしても、このシステムのさらなる発展が非常に楽しみであり、引き続き改良を重ねていきたいと考えています。 ―――― 次回は、これから AI Agent の導入を検討しようという方々に向けて、検討すべきことやそのステップについて整理していきたいと思います。お楽しみに! 前の記事へ AIエージェントページへ 次の記事へ
- 経営理念 | 数学とAIで社会課題を解決するArithmer
数学で社会課題を解決し、世界に希望を Philosophy 経営理念 Mission 数学で社会課題を解決する Arithmetics focus on Social Challenges Vision 最先端数学とAIで、お客様と社会の持続的成長を加速するグローバルイノベーターへ To become a global innovator that accelerates the sustainable growth of our customers and society through cutting-edge mathematics and AI Value Customer Growth First 顧客価値を最大化する Always Frontier 世界最先端の数学・AI 技術を最速で実装し続ける Math for Better Society 公益性と長期視点で意思決定する
- アクセス | 数学とAIで社会課題を解決するArithmer
Arithmerのアクセス紹介 Access アクセス アリスマー本社 名古屋オフィス Arithmer本社 〒113-0033東京都文京区本郷一丁目24番1号 ONEST本郷スクエア3階 TEL : 03-5579-6683 名古屋オフィス 〒451-0042 愛知県 名古屋市西区那古野二丁目14番1号 なごのキャンパス 2-1号室 大阪オフィス 〒542-0081大阪府大阪市中央区南船場3丁目9-10 徳島ビル11階 大阪オフィス 徳島オフィス 徳島オフィス 〒770-0831徳島県徳島市寺島本町西1-61 徳島駅クレメントプラザ5階
- 会社情報 | 数学とAIで社会課題を解決するArithmer
Arithmerは、数学で社会課題を解決する会社です。Arithmerという社名は、算術、数学という意味の “Arithmetic” から名付けました。 About Us Arithmerは、数学で社会課題を解決する会社です 会社概要 Arithmerの会社基本情報や沿革、役員体制などの情報をご紹介します。 ボタン 経営理念 Arithmerは、数学で社会課題を解決する会社です。Arithmerという社名は、算術、数学という意味の “Arithmetic” から名付けました。 ボタン 代表挨拶 数学、科学をいかに応用して、社会課題を解決するのか、そしてFuture(未来)へとつなげるのか、それを考えるのが私たちの仕事です。 ボタン アクセス Arithmerは本郷本社、名古屋、大阪、徳島に拠点があります。 ボタン スタッフ紹介 Arithmerは東京大学数理科学研究科初となる企業として設立されました。さまざまな専門分野をバックグラウンドに持つエンジニアが活躍しています。 ボタン 役員紹介 Arithmerの取締役の体制、監査役の体制、執行役員の体制をご紹介します。 ボタン
- リテールAI | 慢性的な人手不足を数学のチカラでサポート
パーソナライズされたAIレコメンド機能や、スマホカメラを使用した高精度な自動採寸など、小売りの現場で活用できるAIを提供しています。 Retail AI 慢性的な人手不足の小売りの現場で AIがさまざまな役割を補完 お問い合わせはこちら パーソナライズされたAIレコメンド機能や、スマホカメラを使用した高精度3次元採寸など、小売りの現場で活用できるAIを提供しています。 リテールAI こんなお悩みありませんか? 商品の発注業務に人手を割かれて 接客がおろそかになる オーダーメイドの採寸技術が 熟練者から継承できない お客様の要望にお応えできるプロフェッショナル人材が不足している リテールAIはそんなあなたの課題を解決します リテールAIの特長 蓄積された実績とSNSトレンドを 組み合わせて自動発注 過去の販売実績のデータだけではなく、SNSでの今のトレンドも加味した上で販売予測を立てて発注を行います。 専門の採寸技術者は不要で 店員の負担軽減が可能 店舗での採寸業務を自動採寸に置き換えることにより、店員の負荷軽減や、店員配置の最適化に貢献します。 数万のデータから 顧客のニーズに合った商材をレコメンド 顧客情報や商談記録などから、ニーズやシーズをAIが集約し、顧客に合わせた情報や解決策などを提供することができます。 ※画像はイメージです トップテーラーの技術を スマホで再現 トップテーラーの技術を学習したAIエンジンが、身長、体重、年齢と写真2枚だけで指定の採寸箇所の計算結果を出力します。カジュアル、ビジネスだけでなく、さまざまな採寸に応用できます。 INPUT 身長 体重 年齢 写真2枚 AIシステム 自動採寸AIシステム OUTPUT 指定箇所の採寸結果 ビッグデータ×AIアルゴリズム 個人の嗜好に合わせたレコメンド 3つのAIエンジン「AIデリバリー」「AIコーディネイト」「セレクトレンズ」が、コンシェルジュの行う接客と同じように、個々のユーザーに寄り添ったベストなレコメンデーション体験を提供します。 INPUT 顧客データ 採寸データ SNS自動収集データ AIシステム AIデリバリー AIコーディネイト セレクトレンズ OUTPUT おすすめ商品の提案 ※画像はイメージです ※画像はイメージです 顧客のニーズとシーズをマッチング 最適化AIレコメンドシステム 銀行内で分散管理されている、顧客の「企業情報」「財務データ」「商談記録」などを集約し独自のDBを構築。このDBを基に販路拡大や仕入れ先・外注先の確保など、顧客のニーズとシーズを組み合わせることで、最適なマッチングを提案します。 INPUT 企業情報 財務データ 商談記録 AIシステム 最適化AIレコメンドシステム OUTPUT 企業同士のマッチング候補 株式会社ヤマダヤ様 身長・体重・年齢と写真3枚の 撮 影でオーダーメイドの 採寸が完了 女性向け自動採寸AIエンジン より詳しく 導入事例 株式会社コナカ様<SUIT SELECT> スマホ上で店頭での洋服選びの 楽しみを完全再現世界初 「完全パーソナライズド AIレコメンデーション」 より詳しく 徳島大正銀行様 保有している情報資産 (ビッグデータ)を 有効活用 経営課題AI支援システムを導入 より詳しく 国立大学法人鳴門教育大学様 学生の自己伸長型の学び促進。教員に求められる資質能力を可視化。「教員養成学修可視化システム」 より詳しく 株式会社ヤマダヤ様 ECサイト上で試着イメージを提供 リアルとデジタルでのシームレスな購入体験 より詳しく Arithmerではさまざまな業種の課題を解決できるソリューションがあります。 紹介事例以外でも、お気軽にお問い合わせください。 お問い合わせはこちら
- バイオAI | 数学とAIで社会課題を解決するArithmer
AI技術×シミュレーションで圧倒的に速い解析時間を実現します。シミュレーションを行うには、知識や膨大な試行回数が必要になり、結果が出るまで数ヶ月を要することがあります。 私たちの流体予測AIシステムでは、これら課題を解決し、活用場面を広げていきます。 バイオAI Bio AI 熟練技術者の技術の継承や 後継者の育成をロボットで再現 新薬開発の現場は、熟練者への依存度が高く、技術の継承や後継者の育成などに課題を抱えています。高度数学技術をロボット技術に掛け合わせることで、職人 技の動作を再現します。また、この技術を農業や水産業にも展開しています。 お問い合わせはこちら こんなお悩みありませんか? 複雑で不定形な作業工程を 自動化することができないか 新薬開発における技術継承、 後継者育成が進まない 高齢化が進み、野菜の収穫作業の 省力化や軽労化が急務 バイオAIはそんなあなたの課題を解決します バイオAIの特長 人が行うしかなかった作業を 自動化することで業務負荷を軽減 これまで困難とされていた不定形で軟体物なものに対しても、コンパクトな多関節ロボットを用いることで正確な繰り返し作業を行えます。 ”神の手”の動きをロボットで再現 これまでロボットでは再現が不可能とされていた熟練技術者の動きを、動作解析技術と3Dデータ処理技術で再現ができるようになりました。 AI画像解析や3D点群処理技術を 活用した自動収穫ロボを研究 さまざまなサイズの農作物を自動で収穫するため、収穫対象物の画像解析や3D点群処理技術を活用して、繊細な作業をロボットに代替します。 ※画像はイメージです 3Dピッキングロボットの活用で人とロボットの協働が可能に さまざまな器具を取り扱う研究現場において、複数作業を実施可能なハンドを装着した3Dピッキングロボットを使用。画像認識技術を活用して対象物の位置情報を認識することで正確な作業を繰り返し行うことが可能となります。 INPUT 対象物の画像 デプス画像 AIシステム AI画像解析 3Dデータ処理 OUTPUT アームによる吸着・把持 ティーチングでは難しい職人技を高度数学技術で実装 他の誰にも再現できない技を持つ方、いわゆる「神の手」の技術をArithmer Roboの再現力で実装できることが実証されています。 INPUT 人の動作をモーションセンサーで取得 AIシステム 動作解析 3Dデータ処理 OUTPUT 動作をロボットで再現 ※画像はイメージです 導入事例 ※画像はイメージです 株式会社デンソーウェーブ様 人が行っていた細かな繰り返し作業をロボットで自動化し、人の負荷を軽減 より詳しく Arithmerではさまざまな業種の課題を解決できるソリューションがあります。 紹介事例以外でも、お気軽にお問い合 わせください。 お問い合わせはこちら
- AI Agent column7 | Arithmer
AI Agent Column 7 2025.6.3 AI Agent導入step1 “理解” こんにちは。ArithmerのAI Agent担当コンサルタントです。 AI Agent コラム、大分、時間が経ってしまいましたが、前回(第6回)は導入プロセスの全体像として4つのステップ「(1)理解」「(2)選定」「(3)設計」「(4)計画」をご紹介しました。AI Agentという新しい技術を使いこなし、ビジネス価値に繋げるためには、このステップを順に踏むことが重要です。 今回はその最初のステップの「(1) 理解」について掘り下げていきたいと思います。 ―――― 理解すべきこと 「ITとAIとの違い」についてはもうよくご存じの方も多いと思います。 では「従来のAIとAI Agentとの違い」について特に理解しなければいけないこととは一体何でしょうか? 従来のAIの適用は「教師あり学習」を業務に当てはめることがメインでした。特に分類や回帰といったタスクに取り組む教師あり学習では、「解きたい問題」に対して探索すべき変数は、主に「データ(前処理含む)」「アルゴリズム(モデル選択)」「ハイパーパラメータ」の組み合わせでした。もちろん、これも試行錯誤は必要でしたが、交差検証やグリッドサーチ、ベイズ最適化といった体系的な方法論がある程度存在し、探索空間の構造もある程度は見え、「どう頑張れば精度が上がりそうか」「どこが限界か」の見極めも、比較的、道筋が見えやすかったと言えます。これは言ってみれば、地図がある土地での探索に例えることができるでしょう。 ところが、AI Agentの世界は根本的に異なります。まず中核エンジンであるLLMのプロンプト調整だけでも、探索空間は、その構造も非常に複雑で、広さも膨大です。 それに加えて、他の部品(RAGの設定、ツールの種類と使い方、推論プロセスなど)との無数の組み合わせ方や、それぞれの調整項目が掛け合わさることで、全体の探索空間は文字通り爆発的に増大します。つまりAI Agentの活用は、未知の世界での探索に例えることができます。 この「質的にも量的にも桁違いに広大で、確立された方法論がない探索空間」をどう進むか、それが現在のAI Agentにおける大きな挑戦であり、導入を検討する上で理解しておくべきことの核心です。 理解するためのお薦めステップ この「リアルな難しさ」を前にして、私たちはどうすればAI Agentを本当に理解し、その可能性と限界を見極める実践的な感覚を身につけることができるのでしょうか? それは、「座学」、「実践」、「議論」という、一見シンプルに見えるサイクルを回すことに尽きると、私たちは考えています。 座学 : 書籍・論文・記事の調査や講座の受講などにより、知識を習得する 実践 : ChatGPTなどを介して、AI Agentの中核のLLMの能力を体感する 議論 : ①、②で得た気づきを言語化・共有し、チームとしての共通認識を築く 特にポイントとなるのが3番目のステップです。 知識の習得(①座学)や能力の体感(②実践)に、この言語化・共有(③議論)を加えることで、初めて以下のような価値が生まれます。 個人の理解が深まる : 自分の言葉で説明しようとすることで、曖昧だった理解が明確になり、思考が整理されます(暗黙知→形式知)。 客観性と多角的な視点が得られる : チームで共有し議論することで、「そういう見方もあるのか」「そのリスクは考えていなかった」といった多様なフィードバックやインプットが得られ、一人では気づけなかった偏りや盲点が修正されます(集合知の活用)。 組織としての前進が可能になる : 共通の言葉で議論し、認識を合わせることで、チームや組織として「何を理解し、次に何をすべきか」という合意形成ができ、具体的な計画や意思決定に繋げることができます。個人の学びが組織の力に変わるのです。 これが、私たちが「座学 」「実践 」に加えて「議論 」という3つ目のステップをお勧めする理由です。 ―――― さて、次回(第8回)は、いよいよステップ2「選定」です。AI Agentの強みを活かせる業務を具体的にどのように見極めていくのか、そのプロセスと評価のポイントについて詳しく解説していきます。ぜひご期待ください。 前の記事へ AIエージェントページへ 次の記事へ
- AI Agent column9 | Arithmer
AI Agent Column 9 2025.11.10 AI Agent導入step3 “設計” AI Agent導入の4ステップ「理解」「選定」「設計」「計画」。前回(第8回)はステップ2「選定」について、3つの評価軸に基づき、的確に適用業務を見極めることの重要性をお話ししました。 さて、今回はステップ3「(3)設計 (Design)」です。選定した業務に対し、AI Agentをどのように業務プロセスに組み込みむのかの to-be を描きます。 ―――― AI Agentの業務への組み込みにおける3つの課題 第6回のコラムでも触れましたが、AI Agentの実業務への組み込みには、特有の課題が伴います。それは、AI Agentが持つ本質的な特性に起因します。実業務にAI Agentを組み込む際には、特に以下の3つの課題に正面から向き合い、対処していく必要があります。 1. 不確実な挙動 AI Agentの中核となるLLMは、その仕組み上、確率的(stochastic)に動作します。これは多様な応答を生む源泉ですが、常に予測通りの結果が得られるとは限らない、ということを意味します。従来のAI活用では最終判断を人が担うことが多かったですが、AI Agentには自律的な「判断」まで期待される場面が増えます。そのため、どこまでAIの柔軟性(確率性)を活かし、どこで確実性(決定論)を担保し、どのタイミングで人間が介入するのか、そのバランスを慎重に設計する必要が出てきます。 2. 知識の不足 LLMは膨大な公開情報を学習しており、一見すると非常に博識に見えます。しかし、特定の業務を適切に遂行するために真に必要な、現場固有の専門知識や、経験に裏打ちされた「暗黙知」(例えば、顧客対応の細かなニュアンスや、特定の状況下での最適な判断など)は、学習データに含まれていないことがほとんどです。AI Agentが人間の「判断」や「調整」といった領域に踏み込む際、この知識不足がしばしばボトルネックとなります。これは単純なデータ追加で短期的に解決できるものではなく、運用を通じて知識を獲得し続ける「長期的な仕組み」の設計が求められます。 3. 要件・環境の変化 ビジネスを取り巻く環境や、業務の要件、利用するデータ、連携する外部システムの仕様などは、常に変化し続けます。導入時に完璧と思える設計をしたとしても、時間経過と共にそのパフォーマンスが劣化したり、現状の業務との間にズレが生じたりするのは避けられません。そのため、AI Agentを業務で継続的に利用するには、これらの変化を検知し、迅速に適応・改善していくための仕組み(例えば、継続的な評価プロセスやフィードバックループなど)を、あらかじめ設計に組み込んでおく必要があります。 課題に対処する設計アプローチ AI Agentの核心的課題(不確実性、知識不足、変化)に立ち向かう設計アプローチとして、「フィードバック」に着目することが鍵となると考えています。つまり、AI Agentを運用する中で得られる様々な情報(フィードバック)を、いかに効果的に「取得」し、そして「活用」してシステムを進化させていくか、という観点です。 1. フィードバックの「取得」 まず重要なのは、どのようなフィードバックを、どうやって取得するかです。これには、タスクの「クリティカルさ」に応じた設計が有効です。 ● クリティカルなタスク (更新系の処理や外部とのインタラクションなど) 人間による確認・修正をプロセスに組み込みます。ここで人間が行った判断や修正そのものが、AIに不足している知識を示す質の高いフィードバック(Human Feedback: HF)となります。 ● ノンクリティカルなタスク(間違いの影響が小さい処理) AIに自律的な実行とエラー対処を試みさせます。この過程でシステムが検知・記録したエラー情報や、その対処結果が、改善のためのフィードバックとなります。 2. フィードバックの「活用」 次に、取得したフィードバック(人間の修正やエラー情報)を、AI Agentの改善にどう繋げるかです。一回のフィードバックから以下の二通りの活用するのが効果的です。 ● Deterministic 機構による同一事象への「確実な対応」 一度フィードバックが得られた事象(特定の指示や状況)に対しては、同じ失敗を繰り返さないことが重要です。得られた知見をシステムに登録・蓄積し、次回以降、同一事象が発生した際には、決定論的(Deterministic)機構がその知見に基づいて対応します。これにより、システムの信頼性・再現性が向上します 。 ● tochastic 機構による類似事象への「柔軟な対応力向上」 過去のフィードバックが得られた事象とは完全には一致しない場合でも、類似の事象から学ぶことが期待されます。フィードバックから得られた知見を登録・蓄積し、LLMなどの確率的(Stochastic)機構に学習させることで、より適切な判断や応答ができるように進化させることができます。これによりAIの汎化能力が高まり、対応範囲が広がります 。 このように運用の中で自然にHumanフィードバックや Systemフィードバックを取得し、 Deterministic機構とStochastic機構に知見を取り込めるようなサイクルを設計することで、AI Agentは運用を通じて知識を蓄積し、不確実性を低減させ、変化にも適応していくことができると考えています。 ―――― 今回は、AI Agent導入のステップ3「設計」について、その核心的課題(不確実性、知識不足、変化)に対処するための重要な考え方として、「フィードバック」の取得と活用を中心とした設計アプローチをご紹介しました。 さて、次回(第10回)は、いよいよ最終ステップ「計画」です。これまで設計してきたAI Agentのto-beを実現するために、具体的な導入計画をどのように立てていくべきか、そのポイントを解説します。ぜひご期待ください。 前の記事へ AIエージェントページへ 次の記事へ
- AI Agent column2 | Arithmer
AI Agent Column 2 2024.12.26 なぜいま、注目されるのか? AI Agentコラムの第1回ではAI Agentというコンセプトそのものをご紹介しました。第2回の本稿では、そのAI Agentがなぜいま、これほど注目を集めているのか、その要因を掘り下げてみたいと思います。 ―――― 3つの要因 前回整理した通り、AI Agentは「自然言語で指示し、タスクを自動実行する」という点で、従来の技術とは一線を画する存在です。では、このAI Agentがなぜいま、これほど注目を集めているのでしょうか? その背景には、次の3つの要因が挙げられます。 1. 技術のブレークスルー AI Agentが注目を高めた最大の要因は、大規模言語モデル (LLM) の飛躍的な進化です。 特に2022年11月にリリースされたGPT-3.5は、対話型アプリのChatGPTと共に普及し、LLMの可能性を人々に知らしめました。さらに2023年3月のGPT-4の登場により、LLMは単にテキストや情報を生成するだけでなく、タスクを理解し、自律的に遂行する「思考力」に近いものを獲得していることが明らかになりました。 例えば、GPT-4は旅行の計画を立てる際に、フライト、宿、食事の手配が必要であることなどを理解して、それぞれのタスクに分解することができます。 従来のAIは事前にルールを与えられた範囲でしか動けませんでしたが、LLMは自然言語での指示を受け、状況に応じた判断を柔軟に行えるようになったのです。これが、AIが「行動する」存在へと進化するブレークスルーとなりました。 2. 環境の整備 次に、このブレークスルーをビジネス活用へとつなげる研究開発の「環境」が整備されたことが挙げられます。 OpenAIなどによるLLM APIの公開や、AWS、Azure、GCPといったクラウドインフラの普及により、個人や企業がAI技術を手軽に利用し、試行錯誤を重ねることが可能になりました。また、LangChainやAuto-GPTといったフレームワークの登場により、LLMと他のツールやシステムを組み合わせたAI Agentのプロトタイプを簡単に構築できるようになってきています。これらの環境・エコシステムの普及が、研究者や開発者の創意工夫を後押しし、AI Agentの実用化を加速させています。 3. ビジネスの期待の高まり 技術と環境が整ったことで、ビジネスの現場でもAI Agentへの期待が急速に高まりました。多くの企業が導入に向けた具体的な検討や計画に着手し、またMicrosoftやSalesforceといった大手テクノロジーベンダーも相次いでAI Agent関連の新機能やサービスを発表しています。これらの動きにより、AI Agentを「未来の技術」から「現実のビジネスチャンス」へと変わり、さらに多くの注目を集めるきっかけとなりました。 これらの要因が重なり、AI Agentは今、生成AIを超える「次なる革新」として注目を集めています。かつてインターネットやスマートフォンが世界を変えたように、AI Agentも私たちの働き方や日常に劇的な変化をもたらすものとなるでしょう。 ―――― 次回の第3回では、実際のところAI Agentで一体何ができるのかを整理してみたいと思います。ぜひご期待ください。 前の記事へ AIエージェントページへ 次の記事へ
- 代表挨拶 | 数学とAIで社会課題を解決するArithmer
数学、科学をいかに応用して、社会課題を解決するのか、そしてHope(希望)へとつなげるのか、それを考えるのが私たちの仕事です。 Message 代表挨拶 現代数学を応用し まだない新しい技術を創造してゆきます 代表取締役社長 兼 CEO 大田佳宏 Arithmer株式会社 代表取締役社長兼CEO 総務省 AIネットワーク社会推進会議 構成員 東京大学大学院数理科学研究科 客員教授 東京大学アイソトープ総合センター 客員教授 一般社団法人日本応用数理学会 代表会員 博士(数理科学)(東京大学) Arithmetic × AI Arithmerは、数学で社会課題を解決する会社です。 算術、数学という意味の“Arithmetic”から名付けました。 数学は簡潔にして美しく、世界を変える力を持っています。 これまでの数学者、科学者、技術者達も、それを証明してきました。 そして現在、私達は現代数学を応用して、さまざまな社会課題を解決するため、新しい高度AIシステムを導入しています。 私達は業界を代表する多くの企業様にArithmerのAIソリューションをお使いいただいている事に感謝をするとともに、その大きな社会的責任もしっかり認識して、よりよい未来のための新しい技術を創造していきたいと思います。 代表取締役社長 兼 CEO 大田佳宏 メディア掲載 徳島新聞新春トップインタビューに弊社代表の記事が掲載されました。 熊本日日新聞に当社の浸水AIの記事が掲載されました 金沢シーサイドFMのラジオ番組に当社代表が出演、YouTubeでアーカイブを公開 メディア掲載一覧へ







