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工場内運搬カートの後方安全に関する特許をトヨタ自動車と共同で出願


工場内運搬カート向け後方安全システム

工場内の牽引運搬車両や台車(運搬カート)に搭載された周辺監視システムが、接触リスクを検知した時、事前にアラートを発します。


東京都港区に本社を構えるArithmer株式会社(以下Arithmer)は、愛知県豊田市に拠点を持つトヨタ自動車株式会社(以下トヨタ自動車)と共同で、工場内の安全な職場環境を構築するためのAIシステムの開発に取り組んでいます。このプロジェクトの一環として、工場内の牽引運搬車両や台車(以下、総称して「運搬カート」という)と移動中の作業者との接触リスクを最小限に抑えるため、AIによる動画解析技術をした危険状を検知するシステムを開発し、これに関する特許を共同で出願しました。



背景

 

工場内で使用される運搬カートには一定の長さがあるため、巻き込み事故のリスクを考慮する必要があります。そのため、後方に障害物がある場合、運転者の注意を喚起することで、作業者との接触の危険性を減少させ、先進的な安全対策を進めたいというニーズがありました。



プロジェクトの目的

 

今回の主要な目的は、牽引される台車と作業者との接触リスクを低減するだけでなく、工場内で労働者が安全なスペースを確保しな作業でき、運搬カートがより効率的に運転される状況を作ることです。将来的には、運搬作業が自動化された際でも、高い安全性を維持できる効果が期待されます。



AIシステムの概要

 

本AIシステムは、ハイスペックなエッジを必要とせずに、リアルタイム検知を実現しています。コストの増大を抑えつつ、運搬カートと作業者との接触を抑制することが可能となる牽引運搬車両の周辺監視システムです。具体的には、工場内の牽引運搬車両に搭載されたカメラが後方を撮影し、牽引されている台車と作業者との接触を監視し、危険が検出された場合、警報発信等の接触回避の措置が取られます。





本件に関するお問い合わせ先

 

Arithmer株式会社 広報担当


TEL:03-5579-6683


e-mail:press@arithmer.co.jp






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