近年、大雨による河川の増水・氾濫による浸水被害が数多く発生している
7月2日(木)に放送されたTBSテレビ「あさチャン!」においてArithmerがニュース特集「ドローンAIを使い1cm(センチメートル)単位で浸水予測」に取り上げられました。梅雨の季節に全国各地で大雨の被害があいつぐ中、最大級の雨が降った場合に自分の家がどの程度まで浸水するのかをドローンとAIを使い、住宅ごとに1cm(センチメートル)単位かつ短時間で浸水予測する、Arithmerの開発技術が紹介されました。
近年、局地的な豪雨が多くみられ、今年の梅雨も記録的短時間大雨情報が出ており、河川が氾濫危険水位を超えたことによって避難指示が発令されるなど、全国的な大雨による災害が続いています。そのような状況の中、西日本豪雨や東日本大震災のような被害を起こさないために、新たな水害対策が期待されています。
防災対策における新技術について弊社代表は、「これまでのm(メートル)単位のハザードマップではなかなか精度が上がりませんでしたが、cm(センチメートル)単位によるコンピューター上でのエリアの再現が可能となれば、住宅が本当に浸水しないかを実際にシミュレーションすることができます」と話しました。Arithmerの流体予測AIシステムはドローン撮影によって作成された3D地図に、雨量や堤防の決壊箇所など、数百の水害パターンをAIでシミュレーションし、水がどの方向から迫ってくるか、あるいは水かさがどの程度まで上がるかを住宅ごとに1cm(センチ)単位で予測します。
「頭の中ではなかなか最悪の事態は検証・想定できません。危機が見える化することにより、実際に危機意識が芽生え、より安全な行動がとれるようになることが非常に大事だと思います」、と水害への対応方法について弊社代表は話しています。このシステムは福島県広野町が導入を予定しており、危険箇所や安全な避難経路の確認ができるほか、事後に住宅の浸水被害を正確に検証できることから、罹災証明の発行の迅速化に活用できると考えています。
あさチャン! | TBSテレビ
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