top of page

朝日新聞の記事「浸水予測 数年→数時間で」に取り上げられました


2020年6月10日付 朝日新聞 夕刊 9面

※発行元の掲載許可を得ております


全国に先駆けて、福島県広野町がスマートシティプロジェクトの中でこの技術の導入


朝日新聞 夕刊(2020年6月10日付)の9面と朝日新聞DIGITAL の記事「浸水予測、数年→数時間で ドローンとAI活用 東大発ベンチャー」に取り上げられました。これまで数カ月から数年かかっていた浸水被害をArithmerの浸水予測AIシステムによって数時間で計測できる技術が取り上げられ、全国の自治体からも注目が集まっているという内容となっております。

近年の豪雨災害で自治体が想定できなかった中小規模の河川で浸水被害が起きていたことから、災害時の地域にどのような浸水被害が起きるのかをより正確に予測する必要がでてきています。しかし従来、降雨量などの膨大な条件から被害を想定する方式が導入されてきましたが、この方法では非常に長い時間を要し、浸水想定の範囲が設定できない地形も多いという課題があります。

浸水予測AIシステムの新技術では、ドローンが飛べる場所なら数cm(センチメートル)四方の精度で街や河川をコンピューター上で再現でき、予想雨量や川の水位などの情報をもとにAIが地域の特性を学習し、自動的にシミュレーションできるため、事前に最悪のケースを把握することができます。

全国に先駆けて、福島県広野町がスマートシティプロジェクトの中でこの技術の導入を決定していますが、浸水被害の予測のほかにも災害後の迅速な罹災証明書の発行などにおいて展開も可能です。雨量や決壊場所等、すべての水害条件の組み合わせで浸水を予測できるため、より安全な場所に避難所や工場をつくることができる技術として高い期待を寄せられています。


※発行元の掲載許可を得ております

2020年6月10日付 朝日新聞 夕刊 9面


朝日新聞DIGITAL | 浸水予測、数年→数時間で ドローンとAI活用 東大発ベンチャー

bottom of page