社会課題解決ソリューションのご紹介_~予兆保全編~




はじめに


時代の変化とともに経済産業構造や人々の価値観も変化しており、市場動向に即したソリューションの適用が求められております。


Arithmerは企業ミッションとして「数学で社会課題を解決し、世界に希望を」を掲げており、社会課題に対して高度技術を活用したソリューションをご提供しておりますので、当社の取り組みをお伝えいたします。



今回のテーマ 


インフラ業界が抱える社会課題

近年、石油・化学や電力・ガス等の産業・エネルギー関連インフラ業界では、設備の高経年化に加え、保安人材の高齢化に伴う人材不足や技術・技能伝承力の低下といった課題が問題

視されています。


他方で、蓄電設備や再エネ発電設備といった新たな保安対象も増えていることから、これらの課題への対応が急務になっています。


また、近年増加する自然災害や新型コロナウイルス等の感染症リスクに直面する中で、事業継続をより確実なものにする対策も求められています。


このような広範囲にわたる諸課題に対応するため、経済産業省では「スマート保安」として、産業保安分野のテクノロジー化を促し、IoT、ビッグデータ、AI、ドローン等の新たなテクノロジーの活用によって、保安レベルの持続的向上と人材枯渇問題への改革を推進しています。


また、国土交通省では設備の老朽化対策として、故障や不具合発生後に保全行為を行う「事後保全」から、決められた期間で決められた内容の保全行為を定期的に行う「予防保全」へ対策の力点をシフトすることで、不具合発生時にかかるコストの抑制と生産性の向上の両方が達成できるよう推進しています。



Arithmerの「予兆保全」で改善出来ることは?

当社の予兆保全AIシステムは、「予防保全」を一歩先に進めた「予知保全」を目的としたシステムになっております。


設備の故障や不具合の兆候を事前に検知して保安業務を行うことで、故障の発生及び故障発生時の莫大な損失を未然に防ぐことが可能です。


定期的なスケジュールでメンテナンス作業が発生する「予防保全」は、故障や不具合発生後に保全行為を行う「事後保全」よりも不具合発生時にかかるコストを抑制できる一方で、定期的に保全活動を行うことによるコストが新たに生じます。


そこで、その保全コストをさらに削減するためには、常時監視を行うことで不具合発生の予知活動を行い、兆候が発生した場合にのみ保全活動を行う「予知保全」の方がより効果的といえます。


また、保安業務の人材不足や技術伝承が懸念されている中、当社の予兆保全AIシステムを

活用することで、熟練者の技術力に依存する保安体制からの脱却、アラートによる異常事態の早期発見、機械的な監視体制によるヒューマンエラーの防止なども可能となります。